【無意識に騙されない!】投資家なら知っておきたいバイアス

少し前になるますが、ツイッターのほうで「投資家なら知っておきたいバイアス」として代表的なバイアスを何個か紹介しました。

企画として好評だったこともあり、このまま風化させてしまうのもどうかと思ったので今回はこの投資家なら知っておきたいバイアスについて再度まとめてみました!!

ブログではツイッターでは文字数の制約から説明しきれなかった部分についても説明していきたいと思いますので、当時も見たよーって人も復習がてら読んでいだだければと思います。

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目次

なぜバイアスを知っておく必要があるのか?

なぜバイアスを知っておく必要があるのか?

それは、陥りやすいバイアスを事前に知っていることで、非合理的な行動を避けることができるためです。

知らずに投資をしていると、感情に振り回されついつい非合理的な行動をしてしまうことになります。しかし、知識としてバイアスについて知ってるだけで今の自分の感情を客観的に見ることができるようになって無駄な行動を減らすことができるからです。

 

ついつい熱くなって行動してしてしまったが、なんであんなことしたんだろう

そうです、この後での後悔を未然に防ぐことができるのです!

バイアスには2種類ある

バイアス、バイアスと言っていますが、投資家が意識しておくバイアスは大きく分けて2種類あります。感情バイアス認知バイアスです。

バイアスは知っておけば避けられると言いましたが、感情バイアスはなかなか手ごわいです。なぜなら本能に基づくバイアスなので、知っているだけではなかなか抜け出せないからです。

例えば、ダイエットを始めたものの小腹が空いてついつい御菓子に手を伸ばしてしまう。これも感情バイアスの一種です。食べないほうが良いということは知っているけど、避けられない。

感情バイアスを克服するためのは、知識として知っているだけでなく、取り除くため、または陥らないために一工夫する必要があります。

一方、認知バイアスは比較的簡単に取り除くことができます。無意識だとついつい陥ってしまうというだけで、一回知ってしまえばどうってことないからです。

例えるなら、テストの問題を事前に教えてもらうようなものです。

事前準備さえできれば、どんな難問が出てきても怖くないですよね!

感情バイアスの代表例

それでは代表的な感情バイアスの例を列挙します。

  1. 損失回避バイアス
  2. 自信過剰バイアス
  3. セルフコントロールバイアス
  4. 現状維持バイアス
  5. 授かりバイアス
  6. 後悔回避バイアス

ひとつずつ解説していきます。
 

損失回避バイアス

100万円を得る喜びより100万円を失う痛みのほうが大きい

投資理論の大原則になっているようなバイアスです。プロスペクト理論として説明されることもあります。私もツイッターではプロスペクト理論として紹介しました(私は心理学専門じゃないので、以降細かな間違いは無視してくださいね)。

もし、100万円を失う痛みより100万円を得る喜びのほうが大きければ、みんなギャンブルに手を出してしまうため、社会が成り立たなくなってしまいます。

そして、この同じ金額を得るより失いたくないという気持ちが大きいため、不確実なもの、リスクを嫌うようになり、不確実なものには追加の利益が発生するようになります。

リスクがあるところにリターンが発生するというわけです。

ただし、この損失回避バイアスが成り立たない場合があります。

負けている場合がそうです。

ギャンブルをしたことがある人なら経験済みだと思いますが、負けが込んでくると負けを取り戻そうとついつい大きな勝負をしてしまいます。

これは、100万負けている状態であれば、さらに100万を失って▲200万になるより100万を得て±ゼロで終わりたいという欲求のほうが強くなるためです。

ギャンブルにのめり込んでいる人を傍からみていると、「いい加減止めればいいのに」と思ってしまいますが、やってる本人からすれば「止めたくても止めれない」という状態になっているのです。
 

自信過剰バイアス

自らの知識や能力を過大に評価する自信過剰から状況の正確な判断や対応ができなくなる

ドライバーに「あなたは平均より運転が上手いと思いますか?」というアンケートをすると、半数以上がイエスと答えるという有名なアレです。

自分の能力を平凡だと認めることは精神的に苦痛が伴いますもんね。

 

自分はまだ本気を出してないだけ!

現実を正面から受け止められるほど人は強くありません。
それならば少しくらいの夢を見ながらのほうが人生は生きやすくなります。

しかし、投資においてこの勘違いは致命傷になります!

投資(投機)の世界は弱肉強食!

自分を強者だと勘違いしている弱者は直ぐに食い物となって市場から退場させられてしまいます…
 

セルフコントロールバイアス

将来的な目標より短期的な満足を優先してしまう

最初に上げたダイエットの例もこれですね!

勉強しないといけないのは分かってるけどついついゲームしちゃう。副業のためブログ書かないといけないのは分かってるけどついついYyoutubeみちゃう。

はい、私のことです笑

でも、みなさんも何度も同じような経験をしたことがあると思います!

投資で言えば、長期での資産形成に取り組んでいるはずなのに、気づけば短期での相場の値動きに一喜一憂してるって感じでしょうか?
 

現状維持バイアス

変わることは恐怖なので現状を維持したい

人は変化を嫌います。
現状維持にもリスクがあるはずなのにそこは考慮せず、変化することのリスクばかり恐れます。

そして年を取るとこの傾向は強くなります。
新しいことに対応できなくなることが不安だからです。

あなたの周りにも現状に不満を持っているものの、変わろうとはしていない。そういう人はいませんか?
それは現状維持バイアスにハマっているからです(必ずしも変化することが正解ではありませんが)。

投資で保有している株に固執してしまい、手放せないというのも現状維持バイアスが働いているかもしれませんよ?
 

授かりバイアス

自分の持っているものを高く評価してしまう

実際の価値以上に自分が持っているものを高く評価してしまうバイアスです。

自分が持っているものをいくらで売るかと質問された場合と同じものをいくらなら買うか(この場合の回答者はそれを持ってない)と質問された場合では、いくらで売るかと聞かれたほうが高い値段をつける傾向があります。

また、親からの相続した資産を処分できないというのもこのバイアスによるものみたいです。

このバイアスが強いと、自分が保有している株を市場価格以上に評価してしまうため、いつまで経っても売れなくなります。
特に株価が暴落した場合などはこの傾向が顕著にでるんではないでしょうか?
 

後悔回避バイアス

挑戦して失敗するより、現状維持で成功を逃すほうがいい

「好きな人に告白したいけど、振られるのが怖くて言えない」

ずばりこれですね!
いい年したおっさんがこういうこというと引かれるかもしれませんが、これ以上に分かりやすい例が思い浮かばなかったもので。

投資を始めるときに損したらどうしよう?と不安になるのも後悔したくないからですよね!
 

感情バイアスからはなかなか抜け出せれない

どうですか?

感情バイアスというとなんだか小難しく聞こえたかもしれませんが、ひとつずつみていくと、「分かる、分かる」っていう内容が多かったのではないでしょうか?

また普段の生活でもどっぷりと浸かっている感情バイアスから抜け出すのは一筋縄ではいかないということも認識できたかと思います。
だから、最初に感情バイアスからはなかなか抜け出せないといったでしょ?

感情バイアスについては知っているだけではダメで習慣化したり、バイアスにハマりそうなところに近づかなかったりといろいろと対策が必要です!

しかし、これから説明する認知バイアスについては知っていれば避けられるものも多いため、知っているかどうかで今後の投資成果が変わってくるかと思います!

こんにちは、やすたろ🐢です。
今回も前回に引き続き、投資家なら知っておきたいバイアスについて説明していきます。

前回のブログ読んでないよーってかたはこちらから読んでいただければと思います!

前回は感情バイアスの代表例まで説明したので、認知バイアスの代表例からです。

認知バイアスの代表例

それでは代表的な認知バイアスの例を列挙します。

  • 保守性バイアス
  • 確証バイアス
  • 代表性バイアス
  • コントロールの錯覚
  • 後知恵バイアス
  • アンカリング
  • メンタルアカウンティング(心の会計)
  • フレーミングバイアス
  • 利用可能性ヒューリスティック

こちらについてもひとつずつ解説していきます。

 

保守性バイアス

一度結論づけたことに対して、新しい情報が入ったからといって結論を変えることは難しい

自分が結論を出した後に人から違うことを言われるとイラっとしますよね?

それのことです。

一貫した行動をするために自分の信念を貫くことは大事ですが、そもそもの条件が変わっているのであれば柔軟に変化していくことも大事です。

たまには自分と違う意見に真剣に耳を傾けないと独りよがりになってしまいます。

立場がどんどん上がってくると、そもそも意見を言ってくれる人も少なくなってきますので、少し煙たいことを言ってくる人ほど大事にしたほうがいいかもしれません。
 

確証バイアス

自分の信念や仮説を支持する意見を集め、反証する意見は無視する

これも保守性バイアスに似たような感じですが、自分がフェアに物事を見ているつもりでも、人は無意識のうちに自分の信念や仮説を支持する情報ばかり集めてしまうということです。

なので、逆に自分の意見に反する情報ばかり意識して集めるというくらいで丁度いいのかもしれません。

無意識で情報を集めると、調べれば調べるほど情報に偏りが生じ、むしろ失敗する可能性を高める原因にもなり得ます。
 

代表性バイアス

一度、あるべき姿、状態のイメージを固めてしまうと新しい情報に対する判断が偏る

世の中は変わってきてるのに、昔のイメージをずっと引きずるということです。

日本企業の利益はバブル崩壊からずっと成長していないとか思ってないですか?
中国は新興国でまだまだ技術のレベルは低いと思ってないですか?

バイアスを外してニュースに触れないと過去のイメージに引きずられ、新しい情報が頭に残らなくなってしまいます。

これからのことで言えば、今はITは成長産業でグロース銘柄ですが、気づかないうちに社会のインフラとなりバリュー銘柄になってたってこともあり得ますよ!
 

コントロールの錯覚

制御できないことまでできると思い込むこと

どんなに情報を集めたり、分析したりしても将来を完璧に当てることなんてできません。
どんなに能力が高かろうが、努力してようが、です。

人の能力には限界があること、そして思い描いてたようには上手くいかないということを最初から考慮する必要があります。

 

必勝法を見つけた!自分、天才ちゃう?

こう思いこんでるときはだいたい勘違いです!
私も昔、「これ絶対勝てるやん!」って思って実践した戦略で、ボロ負けしました。

自分の能力を過信しているときに陥りやすいです。

銘柄選択やトレードの醍醐味はこういうだれも気付いてない歪みを見つけることだと思うので、取り組み自体を否定するつもりはありませんが、「絶対イケる!」と思っても最初はゆっくりと小額から試していくことをおすすめします。
 

後知恵バイアス

当たった場合は記憶に残るが外れた場合は忘れることで、記憶のなかの的中率が水増しされる

 

ほら、わしが言うとおりになった!

ちょいちょいこういうおじさんいますが、この人が特別優れていて、予想が当たってるわけではありません。

外れたことは忘れるけど、当たったことだけ覚えてるので自分の言っていることがよく当たってると脳が勘違いするのです!笑

はたから見ていると滑稽にもみえますが、他人事ではありません。

自分もこのバイアスに陥る可能性は高いのです。

後になって、「なんでこんなことに気づかなかったんだ!」と後悔するのもこのバイアスのせいで、そのときの膨大な選択肢を忘れて結果だけに着目するからです。

これを事前に防ぐには、頭のなかだけで考えるのではなく、メモを残しておくことです!

そうすれば、メモを見返すことでそのときなにを考えていたかが鮮明になり、記憶による的中率の水増しを防ぐことができます。
 

アンカリング

先に与えられた数字や情報に判断が引っ張られる

「定価10,000円のところ今だけ7,800円!」と言われると最初から「7,800円です」って言われるより購買意欲が掻き立てられないですか?

最初に与えられた数字に判断が引きずられるということです。

投資においても、過去の価格に今の投資判断が引きずられてないですか?
状況は変わっているかもしれないのに。

このあたりはマーケティングにもよく使われていて確かに!って納得できると思いますが、なんと全然関係ないことにさえ、引っ張られてしまうということなので注意が必要です。

家や車など高額商品の値段を見た後に将来の株価予想をすると、上に引っ張られるかもしれませんよ!
 

メンタルアカウンティング(心の会計)

同じ金額でも状況や出所によって感じかたが違う

人はお金の価値を一律で考えているわけではなく、状況や出所ごとに分けて考えています。

同じビール1000円でも高級ホテルなら安く、居酒屋だと高いと感じます。
また、苦労して働いて貯めたお金は大事に使うのに、相続やギャンブルで当たったあぶく銭は簡単に使い切ります。

もし、銀行や証券会社で個室に通され、「丁寧な対応をして貰ったから割高な手数料は仕方ない」と感じてしまったなら、それはこのバイアスのせいかもしれまえせん。
 

フレーミングバイアス

利益のほうに焦点を当てるとポジティブに感じ、損失に焦点を当てるとネガティブに感じる

同じことを言っていても、言い回し次第で感じ方が違うということです。

A:90%のお客様が満足してます
B:10%のお客様は不満足です

よく考えるまでもなく同じことを言っているのは分かりますが、Aのほうを好意的にとらえるのではないでしょうか?

このへんも意識しないと、メディアによる印象操作の影響を受けることになります。
 

利用可能性ヒューリスティック

記憶に残っていることを優先的に頼って判断してしまう

本当に重要なことより高頻度で接触していることやインパクトがあったことなどで記憶に鮮明に残っていることをより重視してしまうということです。

よく聞く、頻繁に会う人ほど好意を寄せやすいという「単純接触効果」もこれに近いかもしれません。

人から説明を受けるときも、難解で複雑なことを言われるより、シンプルでインパクトがあることを言われたほうが好印象ではありませんか?

データを見ずになんとなくのイメージに頼ってると非論理的な結論が導かれるかもしれませんよ。

 

認知バイアスは知っていれば避けられる

感情バイアスからはなかなか抜け出せれないと言いましたが、認知バイアスはどうですか?

意識すれば避けられそうではないですか?

いろいろといろんなバイアスの種類を書きましたが、意識すべきは以下の3つです!

  • 反対意見にも耳を傾けること
  • 自分の能力を過信しないこと
  • 記憶を当てにせず、記録をとること

バイアスを意識すれば相場で勝てるようになる!とは言えませんが、少なくても感情的になって意図しない負け方はしなくなるとは思いますので熱くなったときや感情的になったときは思い出してみてください。

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