こんにちは、やすたろ🐢です。
今回も前回に引き続きギャンブルと投資の関係についてです。
好きな分野のため書いていたらついつい長くなってしまったため、2回に分けてみました😅
前回分をまだご覧になっていないというかたはこちらもみていただければと思います。

それでは本題です。
今回はギャンブルの必敗法が投資の必勝法になるということについて解説していきます。
不確実性があるなかで期待値がマイナスなのがギャンブル、プラスなのが投資
不確実性があるなかで期待値がマイナスなのがギャンブル、プラスなのが投資
そうであれば、不確実性を小さくすることで、ギャンブルは安定して負けやすく、投資は反対に安定して勝ちやすくなります。
では、不確実性を小さくするためになにをすればいいのでしょうか?
多くの目にベットする
不確実性を小さくするためにすること、
それは、できる限り多くの目にベットするということです。
すべての目にベットすることが理想です。
ルーレットでは、賭けられるすべての番号にベットすれば、確実に損ができます。宝くじの場合も、売られているすべての宝くじを買えば(莫大な資金が必要ですが)、確実に60%を失うことができます。競馬の場合も同じですね。
よくギャンブルで一点では当たらないからといって複数に張って勝負している人がいますが、これは悪手ということです。
複数にベットすることで、不確実性が小さくなり、マイナスの期待値に収束するからです。
しかし、これを期待値がプラスの投資に当てはめてみると、安定的に勝てるようになるということです。

でも、すべての株式を買おうとしたら莫大な資金が必要なんじゃ?
そのとおりです!
確かに個人で市場全体をカバーするのはほぼ不可能でしょう。しかし、今の世の中、この市場全体に投資しているパッケージ商品を小口化して、売り出している金融商品があるのです。
それが、インデックスファンドです。
インデックスファンドを買うことで市場すべてに賭けることができるのです。
そして、このなるべく多くの目にベットするということが分散投資ということです。
投資について勉強をすると何度も分散投資という言葉を目にすると思いますが、それだけ重要だからということです。
しかし、ここで注意点があります。
それは、インデックスファンドに投資しても、すべての目を潰すことはできないということです。
ルーレットでいうと、偶数にしか賭けられないようなイメージです。そして、これはどんな金融商品を使っても同じです。
奇数に賭けられる金融商品はありません。
そうであれば、すべての偶数の目にベットしても奇数が出てしまうと負けてしまいます。
ですので、不確実性については一定程度残ってしまい、単年でみるとプラスであったりマイナスであったりというばらつきが発生してしまいます。
しかし、すべての目に賭けられないからといって、一点集中させるより偶数すべての目にベットするほうがパフォーマンスは安定するという事実に変わりはありません。
試行回数を増やす
期待値がマイナスのギャンブルでは一時的に勝っていたとしても、繰り返すことで負けの方が大きくなり、試行回数が増えるにつれて確実に損をしていくようになっていきます。
ビギナーズラックで最初に勝ったとしても、その後ギャンブルにのめり込んでしまうと、どんどん負けがこんでいくということです。
では、期待値がプラスの投資であればどうなるのか?
勝負する回数が増えれば増えるほど勝ちが積み上がっていくのです。
投資において、勝負する回数を増やすということは、「長期で保有し続ける」ということです。
ここで、トレードの回数が多いことが勝負していることと勘違いしている人は注意してください。
トレードをするということは、ポジションを持っていないという期間があるということで、その期間は勝負していないということになりますので試行回数は減少します。
さらに、頻繁売買によってコストを増やすと期待値は下がっていきます。
期待値がマイナスになったらギャンブルと同じですよ。
「レバレッジをかけて短期売買を繰り返す」
こういうセオリーとは逆のことを投資だと思っていた人もいたのではないでしょうか?😀
- 賭けられるすべての目に幅広くベットする
- 試行回数を増やす
要するに先が読めないのであれば、投資において長期インデックス投資が最適ということです。
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