
不労所得を得て、働かずに暮らしたい



投資で大儲けして贅沢したい
こんにちは、やすたろ🐢です。
投資に興味を持った人の中にはこのようなことを考えている人もいるのではないですか?
今回は、投資にこのような幻想を抱いている投資初心者へむけて残酷な投資の現実をお伝えしていきたいと思います。
投資で大金持ちにはなれません!
まずタイトルどおり、投資で大金持ちにはなれません!



ちゃんと勉強したらうまく稼げるんじゃないの?



知り合いがFXで大儲けした。自分にもチャンスがあるはず!
そんなに世の中、あまくはありません!
勉強したからといって勝てるようになるとは限らないですし、大きく勝っている人のほとんどはラッキーなだけです。一部の人が宝くじを買って億万長者になっているのと同じです。
それでは投資をした場合の期待リターンはいくらくらいだと思いますか?
株式投資の期待リターンは年率たった7%
あなたが正しく投資を行ったときに得られる期待リターンは7%程度になるでしょう。
上手くいってもたった7%です。
それもけっこうリスクを取って。
過去、米国に投資していたら10%を超えてたと思うかもしてませんが、過去の好成績が今後も続く保証はありません。5~9%程度が今後のリターンの想定としては現実的なところだと思います。
少し脱線しましたが、年率7%だとすると100万円を投資しても年間の利益は7万にしかなりません。コツコツ1000万貯めたとしても、70万では生活費を賄うことはむずかしいですし、損する可能性ももちろんあります。
あなたがまだ若いのなら100万を貯めて金融商品に投資するより、自己投資に使って年収を上げる方が簡単だと思います。
投資をすれば金持ちになるんじゃない、金持ちだから投資をするんだ
たまに「金持ちは儲けるために独自のルートがある」と思っている人がいますが、これも誤解です。
そんなものはありません。
投資のリターンはあなたと同じです。
じゃあ、なにが違うかというと資産の規模が違うのです。
あなたが100万円を投資しても利益の期待値は7万円にしかなりません。
しかし、資産10億のお金持ちが投資をすると同じ7%でも7000万円になります。
どうです?
これなら、投資をしようと思いますよね?
これがお金持ちがさらにお金持ちになるからくりです。
結局は、お金があるから投資をしてさらに資産が増えていくのです。
投資をすれば金持ちになるのではありません。金持ちだから投資をするのです。
それでも投資をするべき!


ここまで読んでもらえば投資の幻想を壊され、投資に対する意欲がずいぶんと無くなったことでしょう。
しかし、そういう現実を踏まえた上で、投資はするべきだと思います!
いっていることが矛盾してる?
大丈夫です。
ちゃんと解説していきます。
ただし、あなたが十分若く、自己投資によって収入を上げていけるのであればまずは自分に投資して、スキルや知識を身につけて年収をアップさせてください。さきほども説明したとおり、そちらのほうが即効性があり効果も高いですから。
長期で投資をしよう
投資をしたからすぐに成果はでません。
しかし、この投資を10年、20年、30年と続けていったらどうなると思いますか?
年間40万円ずつ積立投資を行うと、年利7%の期待値ベースで10年後には553万、20年後には1640万、30年後には3779万になります。
ちなみに30年間で積み立てる元本は1200万です。
これだけあれば、老後の資金問題は解決ですね。
投資資金を捻出しよう
収入が少なく、投資に回すお金がない?
投資に回す資金が拠出できないのは、収入が低いからではありません。
収入に比べて、支出が多すぎるのです。
実際、人の欲に限界はないため、欲しいものを買っていればいくら収入があっても投資に回す資金は貯まりませんよ。実際、年収300万円の人も、600万円の人も、1000万円の人もみんな、お金が足りないと思っているのです。
今の生活水準を落としたくないのであれば、今の生活を見直して本当に無駄がないか考えてみましょう。
無駄をなくすだけなら案外、今と満足度は変わらない生活ができると思います。
投資によって人生の選択肢が広がる



そんな将来のことより、今の生活を変えたくない
人の価値観はそれぞれなのでそれはそれでありだと思います。
しかし、もう一つだけ言わせてください。
それは、お金は使うことだけが目的ではないということです。
- もし仕事が嫌になっても、給料を下げてでも転職するという選択肢を持てる
- もし子供が進学したいといっても、金銭的な理由で諦めさせることはなくなる
- もし難病にかかっても、最先端の医療を受けることができる
などなど
要するに、お金があれば人生の選択肢が広がるということです。
今の贅沢と将来の自由はトレードオフです。
両方を手にすることは困難でしょう。



日々のちょっとした贅沢と金銭的な制約を受けずに自由でいること、どちらが自分にとって幸せになれるか考えてみてください。
コメント