
おすすめの投資信託はなにですか?
この質問に対しては、ゼロ秒で「オルカン!」と答えていますが、iDeCoやNISAの場合、選べる商品が限られていて必ずしもオルカンが買えるわけではありません!
そして、



オルカンないけど何を買えばいいんだ?
こういう風に悩んでいるかたもけっこう多そうなので、代表的な証券会社のNISAやiDeCoごとに私のおすすめの投資信託ベスト5を発表したいと思います。
選定の基準はこちらでも書きましたので、参照いただければと思います。


SBI iDeCoのおすすめ投資信託ベスト5
それでは、今回は楽天iDeCoのおすすめ投資信託を紹介していきます。
ラインナップはこんな感じです。
1位:eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
SBIはeMAXIS Slimの商品ラインナップが充実してて良いですね!
でも、
なんでオルカンはないの????
まー、ないものは仕方ないので、ラインナップ内で選べばeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)が分散効果も高く、コスパもいいと思います。
別途日本株を5~10%の比率で足せばオルカンの完成です!
若干コストは増えますけどね。
全世界株の投資する場合は、直接ファンドが個別株を買い付けるスキームになっている投資信託をおすすめします。米国ETFを組み入れるタイプは見た目は低コストにみえますが、米国以外での重課税の問題や売買コスト等により実際は割高になっている場合が多いです。それでも、十分魅力的なコスト水準ですが突き詰めていくと前者のほうがおすすめということですね。
そして、eMAXIS Slimのシリーズは前者になります。
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)は上記の「投資信託評価まとめ」では日本を抜く理由がないことから第4位としましたが、単品で見た時はやはり優秀なので、今回オルカン変わりということもあり第1位にしてみました。
2位:ニッセイ外国株式インデックスファンド
先進国株って最近はあまり人気ないですが、長期で保有するに適したセクターですよ。
そして、そのなかでも、「ニッセイ外国株式インデックスファンド」、「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」、「たわらノーロード先進国株式」が超絶おすすめですね!
分散効果を考えたら、
って思いますが、



新興国リスクに心を惑わされたくない
とか、



低成長の日本株は組み入れたくない
こういう思いがあるのなら、先進国株セクターは最も適してると思います!
先進国株だけでもかなりの分散効果はあるので、これだけ保有しておくっていうのも全然あり!
3位:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
こちらも実質的には同着2位ですね。
eMAXIS Slimシリーズは優秀なファンドが多いので、NISA口座などで保有していると考えると、運用会社を分けてもいいかなぁということで「ニッセイ外国株式」を2位としました。
4位:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
全世界か米国かという議論がよくされますが、今後も米国優位が続くという投資判断を加えて投資するのであれば「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が良いと思います!
また、分散効果っていうことを何度も言ってますが、米国株だけでも十分世界分散になってるということもできます。そして、S&P500だけでも。
全世界株がより分散されてるといっても、「タダで分散高めれるなら高めとこか」くらいの違いしかありません。
なので、コストをかけて全世界株に投資するくらいなら低コストの米国株のほうが私も良いと思っています。
5位:インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用)
これはけっこう面白いファンドですね!
海外株式のような外貨資産に投資する場合は漏れなく為替リスクがついてきます。
この為替リスクは取っても特にリターンを生むわけではないので、取らなくて済むのなら取らなくてもいいリスクです。
詳しくはこちらをご参照ください。


しかし、このファンドは為替ヘッジの仕組みになっているため為替リスクが排除されてます。
ファンドの信託報酬率は0.1760%は若干高い気もしますが、ヘッジ付の海外株式という括りでみると最安に近い水準だと思います。
ちなみにDC専用ファンドです!
私は長期投資を前提にすれば、為替リスクを排除するために余分なコストを払う必要はないのではないかと考えていますが、他で為替リスクを大きく取っており、これ以上は取りたくないという場合などは組み入れる有力候補になるかと思います。
為替リスクをヘッジしなくていい理由についてはこちらをご参照ください。


iDeCoは元本確保型商品もあり



iDeCoに加入したほうが良いのは分かってるが、そこまでリスク許容度がない
こういう場合はiDeCoに加入して、元本確保型商品で運用するというのも一つの手です。
iDeCoはNISAとは異なり、利益が非課税になるというより、掛金の所得税を圧縮できるということが最大のメリットだと私は考えます!
老後のために安全資産を手元で積み上げていくより、iDeCoを使ったほうが税金面で得をするということですね。
資金需要があって現金を手元に確保したいという場合にiDeCoは合いませんが、老後資金をiDeCoで元本保証型商品を使って積み上げるというのは全然ありだと思いますよ!
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